【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




腰から全体に伝わっていく優しい温もり。



誰かに抱きとめられてる?



それに....私はこの温もりを知っている。



目を開けると、私の体はたくましい彼によって支えられていた。



その彼は私が思っていた通りの人物。



「.....冬夜くん」



「危なかったね、友理奈。いきなり転ぶからびっくりしたよ」



「あ、ありがとう」



やっぱりこの温かさは冬夜くんだった。



「急で危なかったけど、間に合ってよかった。怪我はない?」



「....うん。冬夜くんが支えてくれたおかげで」



まさかこんな場所で冬夜くんと会うことになるなんて。



全然予想していなかったから、心臓の鼓動が早くなる。