【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




そんな女子になりたかったのに。



残念なことに私の身長は伸びてくれなかった。



背が低いと色々と不便なんだよね。



「.....知ってるよ。やっと、だね。おめでとう」



「ありがとう」



高校生になったからと言って、特別何かが変わるわけじゃないと思う。



ただ私の心情としては違うものがあるかな。



私と冬夜くんが同じ高校生でいられるこの1年間。



とっても大事なもの。



1年経てば冬夜くんはまたすぐに違う場所へ行ってしまう。



さすがに大学まで同じというわけにはいかないから。



冬夜くんは賢いから、到底手の届かないところへ行くと思うし。



きっと私が大学に進学するとしてもバラバラの方へ進むことになる。