【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




中2になった春、冬夜くんは新しいブレザーに身を包んだ姿で高校生となった。



最初の1年なんてあっという間で中学生の頃は冬夜くんと絡んだ記憶はないかな。



高校生になった冬夜くんが羨ましくて、頑張って勉強して今の高校に入学した。



だけど、きっとこの1年もあっという間。



やっと同じ高校生になったのに、少しだけ悲しい。



冬夜くんが大学生になったらまた大学生が羨ましいと思うんだろうな。



「まぁ友理奈が高校生のうちに教えてあげる。気長に待てばいいよ」



「楽しみにしてる。冬夜くんが高校生のうちにね」



そんなこと言ったらこの1年しかないんだけど。



「友理奈、高校生活楽しめそう?」



冬夜くんの話すトーンが変わった。