【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




そんな時、ずっと見つめていた手術室プレートに灯っていたランプがふっと消えた。



そして扉が自動で開いて、中から青い制服を着た男の人とナース服の看護師らしき人が出てきた。



「先生....!」



ここにいた人達が全員、出てきた人たちに駆け寄る。



彼の言うことが全てなのだと悟った。



「どうでしたか?」



その言葉に先生の顔が曇った。



「.....残念ながら助かりませんでした。私共も懸命の処置を施したのですが、申し訳ございません」



そう言って頭を下げる姿をボーっと見ていた。



助からなかった...?



私の両親は....死んだの?



病院に行けば、助かるんじゃないの...?



なんでお父さんとお母さんは助からなかったの?