【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




車に乗って30分くらい。



乗っている間は、ただただ2人のことを考えていた。



どうしてこの人達が両親のことを知っているのかなんて考える余裕はなかった。



いきなり車はとまってみんなが降りるので、私も降りる。



外へ出ると車がとまったのは大きな区の総合病院なのだと分かった。



この病院は私でも知っているくらいの大きな総合病院だ。



すごい大きな病院だからあんまり来る機会はないんだけどね。



どうしてこの人達はこんな病院に来たの?



「じゃあ行こうか」



それだけ言われて歩き出した人達の後をついていく。



何だかすごく嫌な予感がする。



心がキシキシと音をたてて、鼓動が早くなっていく。