4人で空港内に入って、搭乗ゲートの近くへ向かう。
駐車場からここまでなんてあっという間。
ここまで来ると、もうお別れなんだという実感が湧いてくる。
今年に入ってから何度、この日が来なきゃいいのにと思ったかしれない。
どれだけ強く願っても時間は残酷までに過ぎていく。
お別れの日は来てしまう。
「私達は....ここまでね」
美織さんの言葉に立ち止まる。
私達が冬夜くんを見送りできるのは搭乗ゲートの前まで。
ここから荷物を預けてチェックインして中へ行く。
ここまでしか私達は一緒にいられない。
「それじゃあ冬夜、頑張ってね。あなたならきっと大丈夫。私達の息子なんだから!」



