【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




「花畑で別れる時に男の子に私があげたもの───」



そうだ、これは私があの男の子にあげた。



いつかまた会えたらいいねという気持ちを込めて。



ということは───



「あの時の男の子が.....冬夜くん?」



昔にコスモス畑で出会ったあの黒髪の男の子....。



「正解。これがずっと友理奈に隠してたこと」



「....そうだったんだ」



すっかり忘れていた。



私と冬夜くんはそんな昔に一度、出会っていたんだ───。



それを冬夜くんはずっと覚えてくれていたの....?



「だから葬式で友理奈を見た時、すぐに分かった。花冠を作ってくれた女の子だって」



あのお葬式が初対面じゃなかったんだ。