【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




きっと冬夜くんの幸せを誰より願っているのは日向さんだと思う。



悪態をついている時もあるけど、2人は心で分かりあっている。



「最初はその意味が分からなかったけど、今なら分かる。冬夜くんのこと何があっても信じてあげてほしいってことだって」



親友としての願いだったのかもしれない。



冬夜くんがいつだって他人を優先して、自分の気持ちを押し殺してしまう優しい人だと分かっているから。



「ちゃんと冬夜くんの進路を教えてほしい」



じゃなきゃ私の気持ちは想いは伝えられない。



どんな進路であっても受けとめる覚悟はできているから。



「分かった。友理奈の言う通り、俺は卒業したらフィルトン大学に入学するからイギリスへ行く」