【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




久しぶりだ、冬夜くんの部屋に来るのは。



モノトーンで洗練されたデザイン、物が少なく生活感があまりない部屋。



だけど、どことなく落ち着く。



昔と....何も変わってない。



「冬夜くんの部屋に来るの....久しぶりだね」



「そうだね...」



自分から来たくせに、今になってすごく緊張してきた。



でも、冬夜くんと向き合って話すためにここまで来たんだ。



この冬夜くんの部屋で向き合うために。



「冬夜くんと話がしたくて来たの。少しだけいいかな?」



「....うん。話していいよ」



こんなに近くで冬夜くんの空気を感じるのは久しぶりで、泣きそうになってしまう。



ずっとすれ違いの日々だったから。