「最初の頃は悩んでいたけど、決めてくれて本当によかった」
「家族を置いていくことになるので、迷っていたんです」
......それって私のこと?
冬夜くんは私がいるから、私を置いていくことになるからこんなに大きな進路を迷っていたの?
「そのことは解決したんだな?」
「....そうですね。僕が無理やり解決させたようなものですけど」
...........!!
次々と頭の中にあるバラバラのピースがハマっていく。
冬夜くんが私をフッたのは、イギリスの大学に行くから....。
私を嫌いになったわけじゃなかったんだよね....?
あの時に“ごめん”としか言わなかったのは、進路を言えない謝罪の気持ちがあったから?



