【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




2階から3階へ上がると進路指導室が見えてきた。



1年生だから進路については無縁で、進路指導室にも初めて来た。



コンコンとノックする。



はいと返事が聞こえてから扉を開ける。



「失礼しまーす....」



中には先生2人と3年生の人が数人。



明らかにここだけ空気感が違った。



進路のことだから空気がピりついているのが分かる。



「おー三笠、来たか。ありがとな」



知っている先生がいて、その先生にプリントを渡した。



さっきまでと比にならないくらい私の場違い感がすごい。



みんな本当に真剣に自分の進路について考えているんだ。



....早く出よう。



そう思い、そそくさと教室から出た。