【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




居心地の悪さを感じていた時、



「....友理奈ちゃん」



知っている声が聞こえたので、振り向くと日向さんがいた。



3年生の校舎だからいて当然だよね。



だけど、声をかけられるとは思わなくてびっくりした。



「日向さん、どうしたんですか?」



冬夜くんと親友の日向さんなら私がフラれたことも知っているはず。



「あの、俺には詳しく言う権利がないからあまり言えないんだけど....」



「はい」



「苦しいと思うけど、冬夜のこと信じてあげてほしい」



「....え?」



「俺にはこれくらいしか言えないから、ごめんね。それじゃあ」



言うだけ言って日向さんは教室へと去っていってしまった。