【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




教室で菊乃と別れる。



今、家に帰ってもきっと冬夜くんはいない。



でも家に帰れば絶対に顔を合わすことになる。



でも、今の私なら冬夜くんに会っても大丈夫な気がする。



今朝までの私とは少しだけ違うから。



「.....よし!」



と気合を入れて帰ろうとした時



「三笠」



羽柴くんに声をかけられた。



「羽柴くん?どうかしたの?」



教室内で声をかけてくるのは珍しい。



図書委員として図書室で過ごしている時は、結構話すけど。



4月に比べたら羽柴くんのこともだいぶ分かったと思う。



一緒に委員をやることで色んな一面を知ったけど、1番は羽柴くんはとてもまっすぐな人だってこと。