【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




「違うでしょ?友理奈が好きになった人はそんな人じゃないでしょ?」



「....うん」



「なら、無理に消す必要はないじゃない。今は辛いかもしれないけど、ゆっくり立ち直っていけばいいのよ」



好きな気持ちは無理に消す必要は....ないんだ。



「あたしもそばにいるから、大丈夫よ。ゆっくりでいいんだから。ね?」



「...ありがとう、菊乃」



やっぱり私は人に恵まれすぎていると思う。



今の私は1人じゃない。



ちゃんと受け止めて、支えてくれる人がいる。



すぐには無理かもしれないけど、ちゃんと前を向くから。



冬夜くんへの想いが消えることがあるとは思えないけど、いつかこの気持ちを抱いてでもしっかりと向き合えるように。