【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




2人のニヤニヤした顔が怖い。



冬夜くん....早く帰ってきて!



私はそう祈るしかない。



「友理奈!」



そんな時に聞こえた私の大好きな人の声。



遠くからだから、微かにだけど確かに冬夜くんが私を呼ぶ声が聞こえた。



「....冬夜くん!」



この状況から助けてほしくて、必死に叫んだ。



目を瞑って祈った瞬間、私の肩が軽くなった。



「いっててて....」



目を開けなくても分かった。



冬夜くんが私のすぐそばにいること。



それが分かって安心して目を開けると、冬夜くんが私の隣に座っていた男の人の腕をひねりあげていた。



男の人の表情を見るとかなり痛そうだ。