【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




「....ハハッ」



私が言った直後になぜか冬夜くんが笑った。



「な、何....?」



こんな声上げて冬夜くんが笑うなんて珍しい。



「ねぇ友理奈、何をしてほしいか言ってくれないと分からないよ?」



「!!」



その言葉で分かってしまったよ。



私の考えなんかとっくに見透かされていたこと。



どうして冬夜くんに嘘をつこうとしたんだろう...。



昔から冬夜くんに嘘をついて見抜かれなかったことなんて一度もなかったのに。



私が嘘をつくときの癖は完全に冬夜くんに知られている。



私よりも何十手先まで読んでいる冬夜くんに適うわけない。



きっと私が周りのカップルを見て恋人繋ぎをしたいと思ったことだって見透かされている。