【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




混み具合はまあまあ。



休日にしては空いてる方だと思う。



家族で来た子ども達の楽し気な声が響いたり、お母さん達が注意する声が聞こえてきたり。



なんか動物園に来たなって感じがする。



こういう楽しい明るい空間が大好き。



「どこから回る?」



「近くにある鳥の方から回ろう!そうすれば順番に回れるはずだから」



冬夜くんと繋いだ手を離さずに、歩き始める。



鳥のいるところへ移動する。



すでに色んな鳥の鳴き声が聞こえていて、それだけで心が躍る。



「わぁー、冬夜くん。見て見て!」



それぞれの檻に見たこともない鳥がたくさんいる。



鮮やかな色の鳥、モノトーンの鳥、羽が大きく美しい鳥。