漆黒の闇に包まれたような強さとたくましさをもつ男。
彼は私をとらえて、まっすぐに私と美織さんと和臣さんがいる場所へやってくる。
その瞳に射抜かれると痺れたように動けなくなる。
彼の持っている漆黒な闇に飲み込まれてしまいそうで。
「あなたも早かったのね。お帰りなさい、冬夜」
「おかえり」
「あぁ、ただいま」
私の前にやってきた彼こそ....
「....お帰りなさい、冬夜くん」
「...ただいま、友理奈」
この世の王様と言っても過言ではないカリスマ性と美貌をもつ黒崎冬夜くん。
そう私を引き取ってくれた美織さんと和臣さんの1人息子。
私と同じ高校に通っている3年生。



