【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




「じゃあ行きたいところ考えておいて。明日、一緒に行こう」



「うん!」



新しい楽しみが増えた。



まさかこんな素敵なプレゼントがもらえるなんて、思ってもいなかった。



「最後は私だね。友理奈ちゃん、おめでとう」



「ヨネさん....ありがとうございます!」



ヨネさんがくれたのはかわいいハンカチ。



「よかったら使っておくれ」



「もちろんです!絶対に使いますね」



また宝物が増えた。



本当に私は幸せすぎる。



こんなに生まれた日をたくさんの人にお祝いしてもらえるんだよ?



だって私が生まれただけなのに、これだけの人が〝おめでとう〟と言ってくれる。



これ以上の幸せがありますか?