【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




高齢なんだけど、とっても優しくて温かい人。



私の大好きな人の1人。



「今日もありがとう、ヨネさん。いただきます」



ヨネさんの作った食事はどれもおいしくて、温かくて大好き。



おばあちゃんがいたら、こんな感じだったのかなぁって思う。



「.....幸せ」



相変わらず今日のご飯もおいしくて。



自然と笑顔に元気になれる。



「友理奈ちゃん、帰ってたの⁉︎」



ご飯を食べていると、いきなり声をかけられた。



「はい。ただいまです、美織(みおり)さん、和臣(かずおみ)さん」



私の前に現れたのは、スーツを着こなした美男美女夫妻。



「おかえり。そうか、今日は高校の入学式だったね」