【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




「昔の友理奈は泣き虫だったもんね?」



「うぅ....。そう言われると否定できないよ」



私が泣き虫だったのは事実だもん。



「でも俺は友理奈と暮らせて幸せだよ」



「....え?」



「あの時、わがまま言って正解だった。友理奈を施設に行かせなくて」



「冬夜くんがわがまま言ったの?」



今まで暮らしている中で冬夜くんがわがままを言っている姿を見たことない。



両親に頼み込んでいる姿すら見たことないのに。



「あれが俺の最初のわがままだった。初めて両親に頭下げて頼み込んだよ」



「頭を下げて頼んだの....?」



衝撃的なことがスラスラと話されて、頭の理解が追いついていない。