【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




あまり冬夜くんは自分のことを語りたがらない。



いつも私の心配はしてくれるのに。



自分が体調悪い時も我慢して、苦しい時も我慢して。



両親の美織さんや和臣さんにも感じさせないくらいに隠してる。



だからこそ私が気づけるようになりたい。



中学生の時に何度か寝不足や栄養失調で倒れているのを見てきたから。



忙しすぎる日々に体調を壊していたのに私は気づかなかった。



もうあんな思いするのは嫌だから。



冬夜くんの体が発信してるSOSに気づけるように。



「....全く。いつから友理奈はこんなに逞しくなったの?」



「私だって高校生ですよ、冬夜くん」



ずっと冬夜くんに助けられていただけの子どもじゃない。