彼が生きてる世界は甘いものじゃないことは分かってるつもり。
私が見ているものは一部の表面にしかすぎないんだろうけど。
彼は私が想像も出来ないようなものをたくさん背負っているはず。
だからこそ私といる時間が少しでも癒しになってくれたらいいな。
息抜きでもいい、ホッと一息ついてほしい。
頑張りすぎちゃうと倒れてしまうから。
たまには休憩しないと走れなくなっちゃう。
「私は冬夜くんの力になれてる?」
「.....!!」
一瞬だけど、冬夜くんの表情が変わったのが分かった。
私からこんな言葉が出てくるとは意外だったんだろう。
「疲れたら言ってね。冬夜くんは頑張りすぎるから」



