「友理奈専用のエスパーではあるかもね?」
「....何それ」
一瞬、ドキッとなってしまったじゃないか。
「友理奈が小さい頃から知ってるんだからさ、分かって当然でしょ?」
「それを言われると、返す言葉がないよ」
冬夜くんにだけは私の恥ずかしい姿も何もかもを見られてるもん。
だけど、私の知っている限り冬夜くんは小さい頃からスマート。
恥ずかしい姿なんて一切、見たことない。
どうしたらそんなにスマートに生きられるの?って聞いても意味はないと思う。
たぶん冬夜くんにしか出来ない生き方だから。
「あの瞬間は俺でも緊張したよ。時間がない中でも集中した時に友理奈の声が聞こえたんだ」



