彼の放ったシュートはゴールにあたりグルグルと回った。
入るか落ちるかの瀬戸際。
固唾を飲んで見守った結果.....ゴールには入らなかった。
ボールは空中から落ち、バンッという落ちる音が響いた。
そのまま試合は終了。
羽柴くん達のチームは負けた。
「....負けちゃったね」
「うん。でも、カッコ良かったよ」
負けたとしても素晴らしい試合だったと思う。
あそこで決められたらヒーローだ。
それでもあんなにプレッシャーがかかる場面で、決められる人はほんの一部だと思う。
バスケ部の人だって緊張する場面。
その場面にシュートを託されたってことに誇りを持っていいと思う。



