【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




1階は予想通り、卓球をするはずの女子でいっぱいだった。



見たいって気持ちはみんな一緒だよね。



だって3-1組の先輩達がバスケしている姿を見られるのはこれが最後かもしれない。



普通の時間割なら私達のクラスとは被ることがない。



それに晴れだったら外と体育館で分かれるから、観戦はできない。



今日の偶然的に重なった色々なもののおかげ。



こんな奇跡は滅多に起きるものじゃない。



菊乃が見つけてくれたところに2人並んで座って観戦する。



「菊乃、本当によかったの?」



「もちろん!友理奈は気にしなくていいから一緒に観戦しよ!」



その言葉を聞いてようやく安心できた気がする。