【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




それだけの間柄。



コイツに運命を感じているわけでも、めちゃくちゃ気が合うわけでもない。



「資料作成終わらせるんだから、お前も手伝えよ。ニヤニヤしてないで」



「あれ、バレてた?」



いたずらっ子のような顔をしたところで俺相手では意味がない。



「お前の考えてることなんてお見通しなんだよ。分かりやすいんだから」



「冬夜にはバレバレかぁ。まっ、冬夜の考えてることも俺にはバレバレだけどな?」



「は?」



「幼なじみの俺にバレてないと思うなよ?さっきのことだって」



バレている自覚はあった。



あの時の俺の行動はさすがに大人げなかった。



たぶん鈍感な友理奈にはバレていないと思うけど。