それだけの間柄。
コイツに運命を感じているわけでも、めちゃくちゃ気が合うわけでもない。
「資料作成終わらせるんだから、お前も手伝えよ。ニヤニヤしてないで」
「あれ、バレてた?」
いたずらっ子のような顔をしたところで俺相手では意味がない。
「お前の考えてることなんてお見通しなんだよ。分かりやすいんだから」
「冬夜にはバレバレかぁ。まっ、冬夜の考えてることも俺にはバレバレだけどな?」
「は?」
「幼なじみの俺にバレてないと思うなよ?さっきのことだって」
バレている自覚はあった。
あの時の俺の行動はさすがに大人げなかった。
たぶん鈍感な友理奈にはバレていないと思うけど。



