【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~




ますます魅力的になっていく冬夜くんに私は追いつけているのかな。



時々、どこまで行っても追いつかないような遠くにいるのだと思ってしまう。



近づきたいのに、全然近づけない。



高校生になって近づけたと思ったのは、私の自惚れだったのかな。



生徒会として全校の前に立つ機会も多いんだろうな。



そうしたらますます冬夜くんの魅力にハマる子が増えちゃうな。



今でも大人気なんだけど。



「友理奈、委員会は男子とペアでしょ?気をつけないと駄目だよ?」



「えっ、気をつけるって何を?」



「色々だよ。少しは敏感になって。じゃあ、俺達は部屋に戻るから」



明確な答えを言わずに冬夜くんと日向さんは部屋に行ってしまった。



一体、何に気をつければいいんだろう?