依鈴said 開放する。 私の身勝手な願いから。 私の依存から。 もう、これ以上巻き込むことはできない。 「流雅」 「ん?」 いつもと同じように教室に迎えに来てくれた流雅。 でも、それも今日で終わり。 私からいい加減離さないと。 彼の人生が変わっちゃう。 だから、 私は、彼から 手を離すんだ。