☆☆☆
もうシュレッダーは絶対に使わない。
今まで自分がどれだけあのシュレッダーを使ってきたのかわからないけれど、そう心に決めた。
それから数日が経過していた。
由香里は相変わらず元気で、失恋したことは忘れたままだ。
またあたしも、D判定についてはなにも思い出せないままだった。
「今日は遅くなっちゃったなぁ」
夜、学校からの帰り道あたしは1人になっていた。
今日は浩太のサッカーを見学していて、つい帰りが遅くなってしまったのだ。
浩太は一緒に帰ろうと誘ってくれたのだけれど、部活のメンバーとの付き合いもあるはずだと考えて、1人で帰ることにした。
学校から家までは15分程度だし、道は街灯で照らされて明るい。
そんなに心配する必要はないのだけれど、自然と歩調は速くなっていった。
もうシュレッダーは絶対に使わない。
今まで自分がどれだけあのシュレッダーを使ってきたのかわからないけれど、そう心に決めた。
それから数日が経過していた。
由香里は相変わらず元気で、失恋したことは忘れたままだ。
またあたしも、D判定についてはなにも思い出せないままだった。
「今日は遅くなっちゃったなぁ」
夜、学校からの帰り道あたしは1人になっていた。
今日は浩太のサッカーを見学していて、つい帰りが遅くなってしまったのだ。
浩太は一緒に帰ろうと誘ってくれたのだけれど、部活のメンバーとの付き合いもあるはずだと考えて、1人で帰ることにした。
学校から家までは15分程度だし、道は街灯で照らされて明るい。
そんなに心配する必要はないのだけれど、自然と歩調は速くなっていった。