ぜんぶ、しらないふり。








放課後になった。


予定通り、本日2度目の生徒会室に入ると、中には誰もいなかった。
どうやら私が一番乗りみたいだ。



…適当に座って待っていよう。



空いていた椅子に座り、何気なく室内をみわたす。


自分が生徒会に入るなんて思ってもみなかった。

もちろん、爽やかぞろいの生徒会に女子が入るなんて異例だと認識していたこともあるけれど、それよりもめんどくさそうだなというイメージが強い。



会長と副会長は全校生徒の前に立つ機会が多いし、書記だってなんとなく大変そう。

勝手なイメージだけど、自分から進んでやりたいとは到底思えなかった。