ぜんぶ、しらないふり。





まず───お昼休み。



私はいつもお昼休みは食堂でメイナと待ち合わせをして食べているので、チカさんが作ってくれたお弁当を以って、いつも通り食堂に向かったのだ。


そしたら、そこにはメイナと───何故か片岡くんと、生徒会長の北村くん、それから副会長の日野 響(ひの ひびき)くんの姿があった。



「…は?」



いや、そりゃあそんな声が洩れるに決まっている。



「涼風さん、今日俺らも一緒に食べていい?」



そう言ったのは片岡くんだった。

隣で北村くんもうんうんと頷いている。日野くんは、「だれおまえ?」と言いたげな顔をしていた。


それでいてメイナはというと、「超歓迎です!」なんて言って3人に熱い視線を送っていた。