「今日もし無理だったらさ、明日のシフト、委員長に言って少し変えてもらおうよ」
「それはさすがに申し訳ないよ…」
「けどさぁ…せっかく佳都が決意固めたのに。自由時間が被らないって理由でまた長引くのは見てる私がくやしい」
良い友達を持ったとおもう。
自分のことのように考えてくれるのは本当にうれしいしこころ強い。
けれど、肝心な片岡くんと2人になれる時間が取れないのでは動こうにも動けないのだ。
こればっかりはどうしようもない。
さて、どうしようか────…と、そんなことを思っていると。
「“血だらけの幼稚園児”、サボっちゃダメじゃん」
すっかり聞きなれた声が向けられ、ぱっと顔を上げる。
頬杖をついていたメイナが「おー、執事だ」と呟いた。



