「今日はここら辺にしておこう…」



動物(Monster)を狩った少年は
ザッザッとjungleを歩いていく。


この世界では地上は全てjungleだ。


人工物なんて、とっくのとうに錆びたりして
少ししか残ってない。


基本的にSoloHunterは拠点を持たないが
この少年は畑のビニールシートを
拠点にしている。


ちょうど草花が覆い太陽の光が差さないのだ。


いつも通り少年は拠点に戻った。


そう、いつも通りに。


しかしそれは叶わぬ願いとなった…。



「…罠が、外れてる…」



すぐに体勢を整えて銃を構える。



(さっさと出てこい…!!)



《そこまで構えないでちょうだい》



耳元のイヤホンから声が聞こえる。



女か?



そう思った少年は少し油断した。



上から降ってきた一人の男に。



ドサッ!!



《誰だ》



hand sineでそう伝える。