意地悪執事はお嬢様を独占したい







一条の周りでキャッキャッと騒ぐ女の子達。


一条は



「将来はきっと千結様の旦那ですから」



何言ってんだ……。

その言葉を聞いて女の子達はきゃーー!と、私は呆れてため息しかでなかった。



すると、藍くんが私のところまで来て



「一条先生って執事だよね?
先生としてここに来ていいの?」


と私に聞いてきた。

そんなこと私に言われても……。



「わかんない」


としか言えません…。