意地悪執事はお嬢様を独占したい






お散歩ルートを歩いた。



……一条とも来た気がする。

ボート乗ったり、ぶらんこ座りながら話したりした。


……懐かしいな。



思わず、ふふっと笑いが漏れる。



噴水のところの椅子の色も綺麗な白でそこには今仲良さげなカップルが座っていた。



「こういうところでデートもいいね」

「そーだねっまた来ようね!」



2人の笑い声が聞こえてきて羨ましいな、とぼぅっと2人を見つめた。