「千結様は憧れの方なのでダメです!」 「憧れ……?」 「はい!多分ここにいるメイド全員が千結様に憧れていますよ!」 え、なにそれ、そうなの……? 「本当に誰にでも優しいし、頭も良くてすごく綺麗な方で。そんなの一条さんも惚れるに決まってますよね〜」 「「「ね〜」」」 その言葉に目を見開き恥ずかしくなる。 「わ、私綺麗じゃないよ……!?」 「え、すごく素敵で綺麗な美人さんですよ」 「ええ……!」 う、嬉しいけどそんなわけない……。