意地悪執事はお嬢様を独占したい






「…っ、無くしたらまた新しいの買うのに!なんでそんな危ないことしたんですか……!」


本気で心配したような顔をして怒る一条。
……っ、新しいの買うなんて軽々しく言わないで。


「……っ、他のじゃダメなの!!一条がくれたハンカチだもん!」


と大声で叫んだ。

そう言うと、一条は私の大きな声にびっくりしたのか固まった。その後、みるみるうちに一条の頬が色づいていく。

……まって、私また恥ずかしいこと言ったじゃん!!

俯くと、一条は私の頭を優しく撫でてきた。
えっ、と思いぱっと上を見ると、優しく微笑む一条の姿が。