意地悪執事はお嬢様を独占したい






控えめの服だから出かけてもおかしくないけど。


スマホを取りしばらくいじっていると



コンコン




とドアをノックする音が聞こえた。



「誰?」

「私です」



……いや、誰。




「飲み物お持ちしましたよ」

「あ、一条ね。どうぞ」




するとカチャっとドアが開きカップをトレーに乗せて入ってくる一条が。

……カフェの店員見たいでかっこいい。




「ありがと」



私にカップを渡す一条。




すぐに帰ると思いきや