「千結様と登校できますね」
「……」
次の日の朝、学校に行く支度をしながら一条と話していた。
……目立つの嫌なんだけど。
そんな私の隣で嬉しそうな顔をしている一条。私……いじめられたりしないかな?
先輩に呼び出されたりとか!?どうしよう!
はぁ、とため息をつく。
深呼吸をして、よしっと気合いを入れた。
「…行こっか」
「はい」
靴を履きドアに手をかけたと同時に
「行ってらっしゃいませ、千結様、朔夜様」
と執事達が言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…