彼らから届いた年賀状はどうしようかと考え、自分用のクローゼットに仕舞う事にした。
寝室の襖を開けると、慎ちゃんの寝息がいびきに変わっていた。
ちょっとやそっとの物音じゃ起きないだろうと踏み、クローゼットを開ける。隅に固めて置いてある三つの箱のうち、一番上の物を持ち上げた。
蓋を開けて入れようとした所で、寝ているはずの慎ちゃんが急に声を上げる。
寝言に違いないと分かるが、驚いた拍子にバラっと何枚か落とし、慌てて拾い集めた。電気も点けない暗がりだった為、手探りで集めるのに苦労した。
缶チューハイの残りを飲み終え、布団に潜り込む。睡魔は直ぐにやって来た。
心地よい眠りの中、彼の姿態がぼんやりと浮かび上がる。
細く開かれた視界に、茶色の瞳が見えた。好き、と呟き、あたしは口付けを受け入れる。
いつもより優しいキスに物足りなさを感じた。
彼の頭が胸元へと下がり、服の上から遠慮がちに撫でられる。寝間着をたくし上げられ、頂きを口に含まれた。
「……っふ、ぅん」
眠気に意識を巻き込まれながらも、喘ぎがこぼれた。
ーー檜。もっと欲しい、あなたが……
幾らかゴツゴツとした男らしい手が、ゆっくりとした動作でショーツの中に潜り込む。
寝室の襖を開けると、慎ちゃんの寝息がいびきに変わっていた。
ちょっとやそっとの物音じゃ起きないだろうと踏み、クローゼットを開ける。隅に固めて置いてある三つの箱のうち、一番上の物を持ち上げた。
蓋を開けて入れようとした所で、寝ているはずの慎ちゃんが急に声を上げる。
寝言に違いないと分かるが、驚いた拍子にバラっと何枚か落とし、慌てて拾い集めた。電気も点けない暗がりだった為、手探りで集めるのに苦労した。
缶チューハイの残りを飲み終え、布団に潜り込む。睡魔は直ぐにやって来た。
心地よい眠りの中、彼の姿態がぼんやりと浮かび上がる。
細く開かれた視界に、茶色の瞳が見えた。好き、と呟き、あたしは口付けを受け入れる。
いつもより優しいキスに物足りなさを感じた。
彼の頭が胸元へと下がり、服の上から遠慮がちに撫でられる。寝間着をたくし上げられ、頂きを口に含まれた。
「……っふ、ぅん」
眠気に意識を巻き込まれながらも、喘ぎがこぼれた。
ーー檜。もっと欲しい、あなたが……
幾らかゴツゴツとした男らしい手が、ゆっくりとした動作でショーツの中に潜り込む。



