僕だけにナデナデさせて アミュ恋 3曲目


 春輝くんも
 今は高校のお昼休みの時間だよね?

 楽しく笑ってるかな?

 それが
 作り笑いじゃなければいいな。



 大好きな人を思い出し
 私の頬が緩んだのに。

 
「美羽の好きな奴って……
 アミュレットの春輝?」


 波多野くんの言葉で
 一気に頬の筋肉が固まった。



 え? なんで?


 私は波多野くんに、
 春輝くんのことなんて
 話したことないよね?
 

 それなのに
 なんでわかったの?