俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~


我が想い人ながら、ため息が出るわ。

ああぁぁ…。



「…だけど、安心しろ」



…しかし、なずなはふざけている様子ではないのだ。



「私は、ここの地下で何が行われているのか突き止め、正確に報告し対応することに全力を注ぐ。…その結果が、あんたらの意に添うものになるかは、わからないけど」

「それはわかっています。…でも、何があったか本当のことを教えて下されば」



いつものように、腕を組んで偉そうだけど。



「…最善を尽くします」



…頼もしいと、思わせられるのはなぜか。



《全てを、護り通します》



まるで、あの時のように。



「…よろしくお願いします!」



頼らずにはいられない気にさせるのは…なぜだろう。





「…あ、そうだ」



仁木さんが思い出したようにハッとして、手に持っているクリアファイルを取り出す。

中のプリントを、なずなに差し出した。



「…これ、警察の方に頼まれて作成したものです。先ほどデータを送ったら、来校した捜査員にも見せてほしいと」

「それ何?」

「VIPとレディクラの現メンバーの顔写真です」