甘やかすのはキミ限定。

こんなふうに引き止めるのも、心配するのも……相手がしおちゃんだから。



「世話焼いてるのも、俺の勝手。俺が……しおちゃんが可愛くて仕方ないから、そうしてるだけ」



告白みたいだなと思いながら、内心もうバレてもいいかと開き直っていた。



「あ、あの……」



戸惑っているしおちゃんが可愛くて、こんな時なのに頬が緩んでしまう。



「しおちゃんが一生懸命頑張ってるの、知ってるよ。ていうか……俺からしたら、勝手に離れていかれるのが一番迷惑」



しおちゃんがいなくなったら俺も……バスケ部やめちゃうかも。

本気だよ……俺、もうしおちゃんがいてくれなきゃ無理になっちゃったから。


危なっかしいしおちゃんを、最初は俺がいてあげなきゃダメだなって思ってたけど……