「えぇ!? 本当に結婚式をするんですか?」
暖かな昼下がり。エイミはリーズに誘われて、中庭で遅めのランチをとっていた。ちょうどトマス爺ご自慢の白薔薇が見頃を迎えていて、それはそれは優雅に咲き誇っていた。
白いレースのクロスの上に並ぶのは、バスケットいっぱいの焼き立てパンと贅沢に蜂蜜をいれた紅茶。まるで貴族のご令嬢にでもなったかのような気分だった。
リーズは当然だといった顔で、大きく頷く。
「そりゃそうよ。あんなんでも、ジーク様はハットオル公爵家の当主だもの。お役人や少ないけど付き合いのある貴族仲間へのお披露目は必要でしょ。それになにより……」
「なにより?」
リーズの真剣な顔に、エイミはごくりと唾を飲んだ。
「私が見たいもの! 結婚式ってやっぱり憧れよね。それに、あの強面のジーク様が花婿だなんて……絶対、絶対、見たいわ! エイミ、結婚式をしてくれなきゃ、お母さまとは呼ばないわよ」
暖かな昼下がり。エイミはリーズに誘われて、中庭で遅めのランチをとっていた。ちょうどトマス爺ご自慢の白薔薇が見頃を迎えていて、それはそれは優雅に咲き誇っていた。
白いレースのクロスの上に並ぶのは、バスケットいっぱいの焼き立てパンと贅沢に蜂蜜をいれた紅茶。まるで貴族のご令嬢にでもなったかのような気分だった。
リーズは当然だといった顔で、大きく頷く。
「そりゃそうよ。あんなんでも、ジーク様はハットオル公爵家の当主だもの。お役人や少ないけど付き合いのある貴族仲間へのお披露目は必要でしょ。それになにより……」
「なにより?」
リーズの真剣な顔に、エイミはごくりと唾を飲んだ。
「私が見たいもの! 結婚式ってやっぱり憧れよね。それに、あの強面のジーク様が花婿だなんて……絶対、絶対、見たいわ! エイミ、結婚式をしてくれなきゃ、お母さまとは呼ばないわよ」



