(三つ子編)
「俺、すごい事実に気がついた!」
マクシムが唐突に大きな声を出すものだから、レオルドとシェリンは食事の手を止め彼のほうを見た。
「今度はなんだよ?」
「どうせくだらない話でしょ~」
十歳になった三人は小さい頃から変わらずそっくりな顔立ちをしているが、性格にはそれぞれの個性が出てきていた。しっかり者のレオルドと甘えん坊のシェリン、そして……。
「双子はお母さんの実の娘だけど、俺達は違うんだよな?」
「そうだよ。お母さんが産んだのは双子だけ。俺達は孤児だったのをお父さんが引き取ってくれたんだよ」
レオルドの言葉を聞いて、マクシムは満足気にうなずいた。
「てことはさ、俺はお母さんと結婚できるってことだよな!」
あまりにくだらないマクシムの話に、レオルドとシェリンは開いた口が塞がらない。
「薄々気がついてたけど……マクシムってどうしようもないお馬鹿だよね」
「俺、こんなお馬鹿と血が繋がってるなんて信じたくない」 fin
「俺、すごい事実に気がついた!」
マクシムが唐突に大きな声を出すものだから、レオルドとシェリンは食事の手を止め彼のほうを見た。
「今度はなんだよ?」
「どうせくだらない話でしょ~」
十歳になった三人は小さい頃から変わらずそっくりな顔立ちをしているが、性格にはそれぞれの個性が出てきていた。しっかり者のレオルドと甘えん坊のシェリン、そして……。
「双子はお母さんの実の娘だけど、俺達は違うんだよな?」
「そうだよ。お母さんが産んだのは双子だけ。俺達は孤児だったのをお父さんが引き取ってくれたんだよ」
レオルドの言葉を聞いて、マクシムは満足気にうなずいた。
「てことはさ、俺はお母さんと結婚できるってことだよな!」
あまりにくだらないマクシムの話に、レオルドとシェリンは開いた口が塞がらない。
「薄々気がついてたけど……マクシムってどうしようもないお馬鹿だよね」
「俺、こんなお馬鹿と血が繋がってるなんて信じたくない」 fin



