継母がこんなに幸せでいいのでしょうか!?村一番の嫌われ者だったのに、三つ子たちとコワモテ公爵に溺愛されて困惑中です

 アルとまで喧嘩する元気はない。

「お茶、飲む?」

 それはアルも同じだったようだ。珍しいことに、エイミにまでお茶をすすめてくれる。

 エイミとアルは向かい合って、お茶をすすった。とっても珍しい光景だ。

「アル、聞いてもいいですか?」
「なにを?」
「ジーク様はなぜ、あんなに意固地になってるのでしょうか?」
「僕が答えを知ってると思う?」

 アルは意地悪だ。エイミは唇を噛んだ。

「少なくとも……私よりはジーク様のことをわかっているかと」
「そりゃ、そうだ。なりゆきで妻になった君と、長い付き合いの僕を一緒にしないでくれ」

 いつものアルの嫌味だったが、いまのエイミには結構こたえる。