エイミは完全に目が覚めてしまう前に、もう一度眠りにつこうとした。が、淡い月明りに照らされたバルコニーで人影のようなものが動いたのを見つけてしまった。
エイミはベッドから抜け出し、おそるおそるバルコニーに近づいていく。
「……ジーク様?」
そんなわけないと思いつつも、愛する夫の名を呼んでみる。
(もしかして泥棒とか? だとしたら、私ひとりで近づいたら危ないんじゃ……)
すっかり目が覚め、エイミの思考回路が正常に戻ったところで、バルコニーの人影が大きく揺れた。
「ひいっ……」
悲鳴をあげそうになったが、寸前でそれを飲み込んだ。窓にはりつく人影に見覚えがあったからだ。そして、彼はいかにも、こういう突拍子もないことをしでかしそうだった。
「もしかして、ゾーイなの?」
よくよく目をこらして見れば、間違いない。夜中に突然、バルコニーに現れたのはゾーイだった。
エイミはベッドから抜け出し、おそるおそるバルコニーに近づいていく。
「……ジーク様?」
そんなわけないと思いつつも、愛する夫の名を呼んでみる。
(もしかして泥棒とか? だとしたら、私ひとりで近づいたら危ないんじゃ……)
すっかり目が覚め、エイミの思考回路が正常に戻ったところで、バルコニーの人影が大きく揺れた。
「ひいっ……」
悲鳴をあげそうになったが、寸前でそれを飲み込んだ。窓にはりつく人影に見覚えがあったからだ。そして、彼はいかにも、こういう突拍子もないことをしでかしそうだった。
「もしかして、ゾーイなの?」
よくよく目をこらして見れば、間違いない。夜中に突然、バルコニーに現れたのはゾーイだった。



