「ふぎゃ……ふぎゃ……」
盛大に泣きわめいていたシェリンの声が段々と小さくなってきた。ここまでくれば、後は穏やかな寝息に変わるまで見守るだけだ。エイミはふぅと小さく息を吐いた。
(ジーク様、なんだか様子がおかしかったけど、どうしたのかな)
仕事上のトラブルでも発生したのだろうか。それとも、ゾーイがなにか失礼なことを? だが、年下の若者になにか言われたくらいでジークが機嫌を損ねるとも思えなかった。
自分がなにか怒らせるような言動をしてしまっただろうか。あれこれ考えてみても、これと思い当たるものはなかった。
(明日の午後には出発だから、今夜は一緒にいたかったのになぁ)
堤防工事の期間中、ジークは城には戻ってこれない。今夜を逃せば、しばらくは二人でゆっくり過ごすこともできない。
盛大に泣きわめいていたシェリンの声が段々と小さくなってきた。ここまでくれば、後は穏やかな寝息に変わるまで見守るだけだ。エイミはふぅと小さく息を吐いた。
(ジーク様、なんだか様子がおかしかったけど、どうしたのかな)
仕事上のトラブルでも発生したのだろうか。それとも、ゾーイがなにか失礼なことを? だが、年下の若者になにか言われたくらいでジークが機嫌を損ねるとも思えなかった。
自分がなにか怒らせるような言動をしてしまっただろうか。あれこれ考えてみても、これと思い当たるものはなかった。
(明日の午後には出発だから、今夜は一緒にいたかったのになぁ)
堤防工事の期間中、ジークは城には戻ってこれない。今夜を逃せば、しばらくは二人でゆっくり過ごすこともできない。



