「……悪いが、俺は書斎で仕事を片付けるから、先に休んでてくれ」
エイミの顔は見れなかった。見れば、きっと悪魔が勝ってしまう。
「では、なにかお手伝いできることがあれば……」
気遣うようにそう言ってくれたエイミを遮り、「いらない」と短く切り捨てた。
エイミが寂しげに肩を落したのを気配で察したが、なんのフォローもしてやれなかった。
彼女が自分から離れていく。
ジークはまた酒をあおった。元々好きでもない酒の味がよりいっそう不味く感じられた。苦虫をかみつぶしたような顔で、ジークはグラスを見つめていた。
エイミの顔は見れなかった。見れば、きっと悪魔が勝ってしまう。
「では、なにかお手伝いできることがあれば……」
気遣うようにそう言ってくれたエイミを遮り、「いらない」と短く切り捨てた。
エイミが寂しげに肩を落したのを気配で察したが、なんのフォローもしてやれなかった。
彼女が自分から離れていく。
ジークはまた酒をあおった。元々好きでもない酒の味がよりいっそう不味く感じられた。苦虫をかみつぶしたような顔で、ジークはグラスを見つめていた。



